TRY YOUR PLAN

自分の条件で、収支を動かしてみる

家賃を変えたら、何人採用したら、何人のお客様が来たら。小さな計画を数字にして、進出のイメージを具体的にしてみましょう。

すべて米ドル・税金等を除く概算です。初期値は操作用の仮定で、市場相場や売上予測ではありません。

計算方法と含まないもの
  • 固定費=家賃+人数×給与+光熱・通信・会計等+経営者・駐在員等の費用。変動費=月商×変動費率。
  • 月の収支=月商−変動費−固定費。損益分岐点の月商=固定費÷(1−変動費率)。開業資金の表示=開業準備費用+固定費×指定月数。
  • 入力は税抜を基本とし、VAT・宿泊税・法人税・前払税・源泉税・社会保険料は自動計算していません。税金の考え方を見る
  • 減価償却、借入元本・利息、売掛金の回収時期、追加在庫・設備投資、開業後の売上の立ち上がりは計算外です。月の収支は会計上の利益や実際の手残りを示すものではありません。
  • 経営者・駐在員費用の初期値は0です。必要な費用を入力してください。表示金額は米ドル単位で四捨五入し、計算は丸める前の値で行います。入力値はページ内だけで扱い、自動送信・永続保存はしません。

BY INDUSTRY

5つの業種から考える

費用は事業規模をそろえた相場比較ではなく、それぞれの開業条件を置いた試算例です。

米ドル建て・プノンペンの賃貸拠点を想定した予算モデルです。実際の見積もりや市場相場ではありません。税金・変動費・駐在員費用等は別途。各業種の内訳と条件をご覧ください。

費用モデルの前提

プノンペンで現地法人を設立し、物件を借りて小規模に始めるケースです。金額は編集上の仮定で、現地業者の見積もりや開業実績に基づくものではありません。各内訳の下限・上限を足し合わせています。

「開業準備」に保証金・設備等、「固定費3か月」に開業後の家賃・現地スタッフ給与・維持費を計上。3か月は比較用の仮定で、黒字化までの必要資金を保証する期間ではありません。

税金・社会保険料、追加仕入れ等の変動費、駐在員の給与・住居・渡航・就労手続き、土地建物の購入、営業権・加盟金、大規模工事、予備費は含みません。当社の支援料金も別途です。設立・許認可の欄は公定料金ではなく、外部専門家費用を含めた予算枠です。

TAX BASICS

まず押さえたい、共通の税金

下記は一般的な現地法人の原則です。個人事業、免税取引、投資優遇や地域別の特例は個別に確認します。

事業所得税(法人税)

20%

売上ではなく、税務上の調整を行った課税所得に対する原則税率です。

付加価値税(VAT)

10%

国内の課税対象となる商品・サービスの原則税率。適格な仕入VATは控除の対象になります。

前払事業所得税

1%

原則、VATを除く月間売上に対して前払いし、年次税額から控除。赤字期の資金繰りにも関係します。

この3つを単純に足して「税負担31%」とは計算しません。ほかにミニマム税(原則、VATを除く年間売上の1%。適切な会計記録等による免除あり)、年次のパテント税、給与税・源泉徴収税なども確認します。

税率の参照:JETRO:カンボジアの税制 / PwC:事業所得税 / PwC:VAT等。資料参照日:2026年9月28日。実際の適用は事業内容と最新の制度に照らして確認が必要です。

STARTING POINTS

業種ごとの費用とコメント

飲食店・カフェ

賃貸の小型店舗・20〜30席・現地スタッフ4〜6名

厨房設備と内装、客単価に見合う立地が予算を左右します。

日本食店か、現地の日常利用を狙う店かで、許容される客単価と立地が変わります。物件を決める前に、昼・夜・週末の通行量と競合店の客入りを確認。居抜きでも、排気・排水・電力容量の改修が必要なら開業費用が膨らみます。

税金のポイント

国内の飲食サービスは原則VAT 10%。法人の課税所得には原則20%の事業所得税がかかります。酒類を扱う場合は、仕入れ方法・販売形態に応じた追加税目の確認が必要です。

参照:PwC:VAT・宿泊税など / カンボジア観光省:観光法 / 共通の税金

進出前に確かめること

  • 物件の飲食利用、排気・排水設備、消防・衛生の条件
  • 観光営業ライセンスなど、営業形態に応じた許認可の適用
  • 税込メニュー価格、食材の調達経路、原価率と損益分岐点

開業準備+固定費3か月の試算

$33,500–73,000

開業準備
$23,000–52,000
固定費3か月
$10,500–21,000
月額固定費の仮定
$3,500–7,000

食材・飲料の追加仕入れ、デリバリー手数料、決済手数料は売上に応じて別途計算します。

試算の内訳を見る

開業準備

物件保証金・開業前家賃
$3,000–6,000
内装・厨房・家具・POS
$15,000–35,000
法人設立・許認可・外部専門家費用の予算枠
$3,000–6,000
初回仕入れ・採用準備・販促
$2,000–5,000

月額固定費

家賃
$1,000–2,000
現地スタッフ給与
$1,600–3,000
光熱・通信・会計・雑費
$900–2,000
試算の前提・含まない費用

小売・輸入販売

賃貸の小型店舗・30〜60㎡・現地スタッフ2〜3名

店舗費用に加え、在庫と輸入時の資金負担を見込みます。

日本の仕入れ価格だけで販売価格を決めると、輸送費・関税・保管費で粗利が縮みます。最初は品目を絞り、小ロットで売れ行きと再発注までの日数を確認。売上が伸びても在庫への支払いが先行するため、資金繰りを別に組む必要があります。

税金のポイント

原則は法人の事業所得税20%・国内販売のVAT 10%。輸入では関税と輸入時VATを確認します。関税率はHSコードと原産地等で変わり、商品によって特別税もあるため、一律の税率では試算できません。

参照:CDC:輸入関税・輸入時VAT / PwC:VAT・宿泊税など / 共通の税金

進出前に確かめること

  • HSコード・原産地証明・輸入許可と商品別の登録
  • 食品・化粧品等の表示、保管、販売条件
  • 輸送費・輸入諸税を含めた原価と在庫回転日数

開業準備+固定費3か月の試算

$23,400–60,000

開業準備
$18,000–48,000
固定費3か月
$5,400–12,000
月額固定費の仮定
$1,800–4,000

追加在庫・輸送費・輸入諸税・決済手数料は別途。初回輸入の税金も、商品と原産地を確定して加算します。

試算の内訳を見る

開業準備

物件保証金・開業前家賃
$2,000–5,000
内装・陳列棚・POS
$5,000–12,000
法人設立・許認可・外部専門家費用の予算枠
$3,000–6,000
初回在庫・初回物流費の予算枠
$8,000–25,000

月額固定費

家賃
$700–1,500
現地スタッフ給与
$700–1,500
光熱・通信・会計・雑費
$400–1,000
試算の前提・含まない費用

美容室・サロン

賃貸店舗・施術席3〜4席・現地スタッフ2〜3名

設備に加え、技術者の採用とリピート客づくりが要点です。

日本式の接客や技術を、誰に、いくらで提供するかを先に決めます。日本人施術者に売上が集中する形では、その人の不在が営業に直結します。現地スタッフの育成期間と、固定客がつくまでの広告・予約管理にも予算を配分したい業種です。

税金のポイント

一般的な美容サービスでは、法人の事業所得税は原則20%、VATは原則10%。医療行為を伴う美容クリニックは、このモデルと分けて許認可・税務の扱いを確認します。

参照:JETRO:カンボジアの税制 / PwC:VAT・宿泊税など / 共通の税金

進出前に確かめること

  • 提供する施術の範囲と営業・衛生上の条件
  • 外国人施術者の就労資格と雇用枠
  • 技術者の採用条件、教育期間、指名客への依存度

開業準備+固定費3か月の試算

$21,000–48,500

開業準備
$15,000–35,000
固定費3か月
$6,000–13,500
月額固定費の仮定
$2,000–4,500

施術材料の追加購入、歩合給、決済手数料は別途。日本人施術者の給与・住居費も含みません。

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開業準備

物件保証金・開業前家賃
$2,000–5,000
内装・給排水・施術設備
$8,000–20,000
法人設立・許認可・外部専門家費用の予算枠
$3,000–6,000
初回商材・採用準備・販促
$2,000–4,000

月額固定費

家賃
$700–1,500
現地スタッフ給与
$900–2,000
光熱・通信・会計・雑費
$400–1,000
試算の前提・含まない費用

IT開発・BPO

賃貸オフィス・現地スタッフ5名・既存顧客向けの受託業務

設備よりも、採用・教育と品質管理への投資が中心です。

給与水準だけで判断せず、日本側の管理工数や教育期間も含めた総費用で比べます。まずは切り出しやすい業務と小さなチームで立ち上げ、品質・納期・情報管理を確かめる進め方が考えられます。売上の入金前に給与が発生する点にも注意が必要です。

税金のポイント

法人の事業所得税は原則20%、国内向けサービスのVATは原則10%。海外顧客向けでも自動的にVAT 0%にはなりません。輸出サービスの要件と、実際の利用地・契約・証憑を確認します。

参照:JETRO:カンボジアの税制 / EY:VATガイド2026(カンボジア) / 共通の税金

進出前に確かめること

  • 対象業務に必要な言語力・技術力と採用可能人数
  • バックアップ回線・停電対策・顧客データの管理
  • 海外取引のVAT、親子会社間取引の移転価格

開業準備+固定費3か月の試算

$26,600–57,600

開業準備
$12,500–27,000
固定費3か月
$14,100–30,600
月額固定費の仮定
$4,700–10,200

日本側の管理工数、駐在員費用、追加採用、案件ごとのクラウド利用料は別途計算します。

試算の内訳を見る

開業準備

物件保証金・開業前家賃
$1,500–4,000
PC・ネットワーク・家具
$6,000–12,000
法人設立・登録・外部専門家費用の予算枠
$3,000–6,000
採用・開業前研修・環境設定
$2,000–5,000

月額固定費

オフィス賃料
$500–1,200
現地スタッフ給与
$3,500–7,500
通信・ソフトウェア・会計・雑費
$700–1,500
試算の前提・含まない費用

小規模宿泊施設

既存建物を賃借・8〜12室・現地スタッフ4〜6名

建物の状態と稼働率、修繕費が収支を大きく左右します。

物件賃料の安さだけでなく、低稼働の月でも維持できるかが判断の軸です。給湯・空調・防水の改修や消防設備の追加が必要か、契約前に確認します。予約サイトの手数料と修繕積立も見込み、客室単価と稼働率を変えて収支を試算します。

税金のポイント

法人の事業所得税20%・VAT 10%が原則。加えて宿泊サービスには原則2%の宿泊税があり、宿泊税を含めた金額がVATの計算対象になります。飲食等を含むプランは、課税対象の範囲も確認します。

参照:PwC:VAT・宿泊税など / GDT:宿泊税・VATの計算例 / カンボジア観光省:観光法 / 共通の税金

進出前に確かめること

  • 観光営業ライセンス、建物用途、消防・衛生条件
  • 賃貸期間・改修の承諾・退去時の原状回復
  • 閑散期の稼働率と予約サイト手数料を含めた採算

開業準備+固定費3か月の試算

$52,400–123,500

開業準備
$38,000–95,000
固定費3か月
$14,400–28,500
月額固定費の仮定
$4,800–9,500

予約サイト手数料、稼働に応じた清掃・消耗品費、大規模修繕は別途。新築・建物購入は想定していません。

試算の内訳を見る

開業準備

物件保証金・開業前家賃
$6,000–15,000
小規模改修・家具・リネン・設備
$25,000–65,000
法人設立・許認可・外部専門家費用の予算枠
$4,000–8,000
開業準備・備品・写真・販促
$3,000–7,000

月額固定費

建物賃料
$2,000–4,000
現地スタッフ給与
$1,600–3,000
光熱・通信・会計・保守
$1,200–2,500
試算の前提・含まない費用

NEXT STEP

業種と規模が決まったら、現地で確かめる

希望エリア、店舗面積や採用人数、想定客単価をもとに、物件・人材・許認可の確認事項を整理します。

当社は現地実査や情報整理、連絡調整を支援します。税務・法務の個別判断や申告代行は対応範囲外です。

まずは「向いているかどうか」から、無料でご相談ください

検討の初期段階で構いません。オンラインで30〜60分、日本語で伺い、判断に必要な論点を整理してお渡しします。

  • 初回相談・論点整理は無料
  • 日本語で対応
  • 「進出しない」結論も歓迎